釣行記

魚釣りに行ってきました。
行先は長崎県鷹島
さきごろ橋が開通してからというもの、ツーリング、釣りなどで15回近く行ってる島だったりします。
釣果写真は記事のラストへ。


トライアル唐津店にてきびなご、ささみを購入。親父様は冷凍アミ半角を買っておりました。
鷹島へ。運転手ーは俺です。
ついたのが五時くらいだったかな。
日比港の近く。


防波堤へ上がり、仕掛け……つっても自分のはごくシンプルなんで即座にできるんだけど……を作り、キビナゴを全部三分割する。

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仕掛け紹介
いわゆるカサゴの穴釣りの仕掛けと似たもの。
そこにフカセ的発想が加わっている。
小型スピニング、150cm船竿
道糸PE2号
中通しおもり1号
ハリス3号20cm
チヌ針は7号くらいとかなり太め。
餌は前述キビナゴ
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夕方から入ったとはいえ険しいテトラを登る場所。
人の姿はありませんでした。
で、底を探っていく。
フリーフォールから底をとって30cmほど底を切る。
防波堤の水深は10mくらいかな。
だが、とにかく餌が取られる。
合わせるとすっぽ抜けてくる餌にははっきり齧り取られた跡が。
くそう……明らかにアラカブカサゴ)の当りじゃないけれど、悔しいので十分食い込ませて針に掛けた。
結構いいファイトの後、上がってきたのはなんと25オーバークラスのササノハベラ。
親父様も驚いておりました。
「ベラってこがんふとうなるとね(ベラってこんなに大きくなるんだね)」


その親父様はウキ+網籠コマセのフカセで鯵を釣ろうとしている様子。
かなり深めのタナに流していた。
だが、餌を取られているw。
「ベラがいるよー」と教える。


ややあって親父様の針にかかったのはやはりベラ。13cmくらいかな。
日没までにさらに親父様はベラ1尾追加。サイズも鳴かず飛ばず
自分は25クラスのササノハベラと、15ないくらいのベラを1尾ずつ追加。
ベラって大きくなるんだねえ。引きも良かったよ。

だが肝心のアラカブカサゴ)たんが釣れない。
釣れない。
やがて暗くなる……。
と、ここでアラカブのあたり。
だがあがってきたのは10cmくらいのロリカサゴ
もちろんリリース。
ちょっと動いてまたアラカブが。これまたさっきと同寸。
同級生だったんだろね。
続けてまた小さなロリカサゴ。これが残念なことに針を飲んでいて、エラの奥に針軸が見える。ハリスを切るしかなかったのでごめんなさいと言いながらキープ。


若干失望しながら際を探る。
と、いい当たりがあって、25近いアラカブゲット!
これで完全に復活したwオワタは、あちこち探りながらあと三尾ほど良型を追加。うち2尾はキビナゴを二つかけた状態で食ってきたからね、餌を大きめにするのも大事でしょうな。
きっちり口に針掛かり。石鯛師なら「カンヌキを貫いた」というところ。


その間親父様はケミホタルセットして沖流しに方針変換した様子。
沖の沈み根周りへしつこくながし、何かが釣れた。
暗い中「鯵だろ」「セイゴじゃね」などと言っている二人。
ライトをつけて見ると、まさかのギンムツ幼魚。
えっ?深海魚だぜ……?


浅場に産卵しに来るのかどうかも知りませんが、詳しい方いらっしゃったら佐賀県肥前町沖にギンムツ幼魚がいるわけを教えてください。



餌もなくなってきたねー、帰ろうか……などと言いだす本日01:00頃。
雲行きも怪しい……帰ろうとしたのだが、来たところが水没していて帰れない。ちょうど満潮だったのだ。
潮くらい見て行けよ俺ら。


実は対岸の星賀港近くにもアラカブポイントの堤防があるが、ここも干潮時しか渡れない仕様だった。とどうでもいいことを思い出す。



テトラにエビやら三角ミナやらジンガサやらを見つけて興奮するオワタ。
夜の満潮時はいろんなものが水面近くまで上がってくるんだよー。
以前話した専門の人いわく、アワビやサザエも結構上がってきてるのを見るよとのこと。浅いとはいえ潜る水深なので手―出せねーw。


しかたなく防波堤上へもどり、潮が5分ほど引くのをまつ。
餌はササミ。沖5mに沈めて引いてくる。
「食わねーなー」
「これおもり軽過ぎないか、底立ちがわからん」
「繊細さが足りないんだって……ほら、わかるでしょ」
とか会話する。


NHKで天気予報と坂本九さん特集を聞く。
そうこうしているうちに20ちょいのアラカブ追加。
いい感じに潮も引いてきたと見て、ここで納竿。

本日5時前くらいかな。

帰宅。帰路も運転手ーは俺さー。
朝焼けが美しかったよー。東の空が赤くなってる唐津市内へ、西側の高い「上場台地」から入っていく。
福岡油山の朝焼けもすごく美しいんだけど、こちらもまた格別。


家について、魚をさばく。
なんと大きめのアラカブ4尾は活きていた。
エラから脊椎に包丁をいれて〆る。
一瞬ビクッと体を震わせるのが何ともいえず哀れを誘う。


アラカブ、飼育したいな。
食べてもおいしいんだけど、飼ってみたい)とは心の声。


鱗を取り、エラ、ワタを出す。「釣ってきた人間がさばく」のが我が家のルール……というのも、親父様がうちの母にお任せにしすぎたんだよ、過去w。


三枚に?アラカブは三枚にする必要はないのでそのまま。
このときはじめて、そうだ写真を撮ろうなどと思う。
そこで撮った写真がこちら。


ロリカサゴや小さなベラは逃がしたので、
自分の釣果はササノハベラ二枚、アラカブ6枚。
親父さんはギンムツ一尾。これは図鑑で確認するために持って帰ってきたようなもの。確認したが、どうみてもギンムツだった。不思議だ……。


魚を料り終えて、入浴後PC起動。
そこからはてなアンテナ見て、JANE更新して、この記事を書きはじめたってわけさ♪


あ、二ちゃんの釣り板まえ見たときにカサゴスレがあったな。
ダイアリを晒してこよう……。


それでは、今回の釣行記はこのへんで。