晩秋の候

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ハゼの木の紅葉が今を盛りです。
そこらじゅうで真っ赤な木を見かけることができます。
もみじも見たいし撮りたいんだけどちょっと足をのばさなくては名所にいけないのです。
耶馬渓とか、菊池渓谷とか。行きたいよー。


今年の紅葉はでもちょっといまひとつのようですね。
例年に比べてかなり遅いのと、落葉が早いのがあって…。


沈む話


ここ数日……3日ほど更新が途絶えてましたねー。

定期の読者には申し訳ない。



いろいろあって沈むところに沈んでおりました
ああ、どっか山上のダム湖の水底で静かに葬りたい。

でも寒そうだな。



ところで、「どん底を知った者は、決してどん底を口にしない」

という警句が脳内電波受信されました。

つまりもっと悪くなるってことですね、大雑把に言うと。

まー正直そうなんだよな。

落ちるとこまでは落ちてますけど、もっと落ちられると。…やめて。



図書館

昨日、死の……じゃない、市の図書館に行ってきました。

ひところほどではないとはいえ、まだ読書する人なのです。

しかしながら今回はいつもの本とは少し勝手が違って……。
うん、とりあえず借りた本を羅列してみましょうかね、話はそれからで。

「色えんぴつ画入門」「鉛筆アート」「鉛筆画スペシャル」「同人誌CGテクニック向上計画(なぜこんな本が市立図書館に?)」「デジカメに1000万画素はいらない」このあたりはノウハウ系ですね。普段の読書とはかなり毛色が違う本です。

それから観賞系では「日本の四季を撮る」「幻想美術の見かた」「バロックの闇と光」

いつもの読書系の本だと「漢詩百景」とか「小説の終焉」とか。

最後の「小説の終焉」これね、タイトルだけで借りた本です。それというのも、自分が書いてた小説のタイトルと丸かぶりなんですよ。「小説の終焉」ね。ちなみに着想メモはこんな感じでした↓。

モダン(近現代)=小説 の時代は終わりを迎えようとしている 
ファンタジーやライトなメディアの普及は過渡期を示している 
肥大したサブカルチュアは自らの首を絞め落とそうともがいている

借りてきた本はそういう視点ではなくて、日本の文学という文脈でテーマは出尽くしたというような主張でした。自分としてはどっちでもいいや。ともかく、この200年ほどの間に小説というテーマが終わったというお話ですね。

文章書きがこんなこと言うのも変か。



漢詩百景はね、漢詩はいいものですからね。この本は写真付きでまたそこが素晴らしい。

それから「日本の四季を撮る」この本を読んで驚いたことにはね、青空なんてないんですよ、本の中に。青空ですらなかなか撮れないというのに、さらに光と、ロケーションと、構図をつきつめた作品たちばかりで。考えれば青空は余白ですからねー。



といいつつ、写真は西区夕景