借りてきた本


毎週恒例、借りてきた本の紹介です。
今回はやることもあったので全てに十分目を通すことができてないんで紹介のみですが、まあいいか!
えー、画集が2冊、写真集が2冊、その他もろもろ……な感じで。
ググるなりアマゾったりすれば多分出てくると思います。


画集の1は「熊川昭典 画集」瞬報社となってるがこれはローカルだな。
地元出身の画家、熊川昭典の生涯の作品をまとめた本ですね。
抽象画やヨット、江の島を描いた人です。
油彩が多いかな。


その2は「永久の残照」丹野忍で、かなり有名。
特にグイン・サーガ銀河英雄伝説アルスラーン戦記など、かなりのメジャー作品の表紙挿入画を手掛けているので知ってる人は多いはず。自分もこの画集を見るのは何度目になることか。
絵師様(笑)じゃあない絵師ですよ。尊敬しか覚えない。


写真集の1は――今回の本の中では間違いなくお勧めのトップにあたるのですが―― 「NO MAN’S LAND 軍艦島」出版は講談社長崎県の通称軍艦島の写真集です。
これを薦めるに言葉は不要かな。
むしろ言葉が見つからないくらい。
物書きなのにねえ。


その2は「ナショナルジオグラフィック写真集 レンズは語る」出版は日経ナショナルジオグラフィック社。
この本とにかく厚い。重い。
1930年代の食人種の儀式とかの写真が載ってる。
しかしながらこれまたお勧め。
いや、そもそもハズレの本は借りないから、当然なんですけどね。


その他「イギリス恐怖小説傑作選」「人物ポーズ徹底大百科」「ターシャ・テューダーの言葉」などなどを借りてきました。





読書の娯しみは言うも得ず、いみじくもエミリー・ディキンソンはこう述べていたり。








どんな船よりもさまざまな異国へ
わたしたちを運んでくれる書物
どんな駿馬よりも勇ましく
言葉はずむ詩のページ
この関所は通行料もとらず
どんなに貧しい者も通してくれる
なんとつつましいものよ
人の魂を運ぶ馬車は
         エミリー・ディキンソン








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