逆光


結局寝正月でもなく、なにもせぬまま三が日を過ごしてしまいました。
これでもう一年間は連休ナシですね。
明日からまた仕事です。


「逆光」というとなんだか写真ブログのようなタイトルですね。
今日の写真は逆光写真です。
猫の影に注目してください。
非常によい光なのがわかるかと思います。


残念ながらフォトライフで画質がドカンと劣化していますが……。
というか、この写真を見るまでこれほどひどく劣化しているものとは知りませんでした。
あまりにも汚すぎる。
はてなを使うのをちょっと考えたくなったなあ。
今日の写真、通常圧縮ではこんな感じです。(クリック拡大)
http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/D/Do-Shite-KO-NA-TA/20101231/20101231101229_original.jpg
はてなの設定画質100%でこの劣化はちょっとありえないでしょう。
恐らくアンチエイリアスが汚かったり、まぁいろいろあるのでしょうが……。


さておき、「光」の話。
光は半逆光といわれる状態で、さらに前面までよく回っている状態がもっとも美しいです、一般的に。
影を起こしてやわらかくつながる光、といえばよいでしょうか。
普通の人のいういわゆる逆光は、たいてい真逆光で、しかも明るいほうに露出を引っ張られていることが多いですね。
ストロボを焚いても、いかにも直射で起こしました、という汚いシンクロ画像になることが多いのではないでしょうか。
日中シンクロできっちり違和感なくあわせるのはある程度経験がいります。
しかも真逆光ではレンズ内で反射光が暴れまくり、ハレーション、フレア、スミア、と盛大に写真を損なってしまいますね。
いわゆる「逆光は勝利」「逆光はドラマチック」などとは程遠い写真ができてしまいます。
「被写体の背景は暗く」「十分に影を起こし」「被写体にあわせた露出で」撮らなくては、美しい逆光写真は撮れません。
逆光、逆光というのは簡単ですが、やはりそれがどういうものかを知っていて欲しいな、と思います。
もちろんシルエットだけで撮るのも逆光ですし、ハイキーで後ろが完全に飛んだ逆光もありますが、どちらかといえば特殊な例ですね。


是非、美しい逆光写真を撮ってみてください。