なんちゃって流奥義


tk1969さん率いるなんちゃって流写真術。
なんちゃって、という軽い印象の語感を持った流派ながら通常の写真撮影技術を持っていなければ実践が難しいことで知られています。
その中のひとつ、リバースレンズマウン手。
レンズをカメラから外し、前球をカメラの開口部に「手」であてがってシャッターを切る、というごくシンプルな撮影方法です。
しかしながらマニュアルでのピンあわせが必要、露出のコントロールも必要、撮影倍率が高いとあって難易度は決して低くありません。
加えて今回利用した35mmはGレンズ。
ということは絞り輪がない。
どうやって絞るのか。
もちろん開放じゃピン来ませんし最小絞りではファインダー真っ暗です。
TTL測光も使えない状態ですから露出決定は困難を極めます。


ちなみに84,074というのはこの間貰った11月分の給与明細書の差引支給額の欄の数字じゃありませんからね。
それはともかく、紙とインキの繊維感まで写る倍率での撮影が可能です。
もちろん等倍どころか2倍以上。
40mmマイクロも敵じゃない(笑)



ちなみにこの数字、こんなに小さいです。(インク瓶の底の長辺が5センチです)