廃墟はお好き

今日はブクヲフなぞに行ってきました。ついでに写真でも……と思ってたのですが、結局本日写真撮影はできませんでした。それにしても…本を買いあさろうと思ったのにお金があまりにもなくて好き放題に買うわけにはいかなかったのだ。悔しいな。
買った本は次の通り。岩波から「ルバイヤート」新潮から「あしながおじさん」「人間の土地(サン・テグジュペリ)」「O・ヘンリ短編集1,2」です。


ごくごく簡単に説明をしていきますと、ルバイヤートは詩ですね。4行詩のことをルバイヤートといいます。書名になっているルバイヤートは、フィッツジェラルドハイヤームの詩(ルバイヤート)を英訳したものです。ハイヤームは11世紀、ペルシャの詩人です。興味があるかたは読まれてみてもいいんじゃないかと思います。ちなみに250円で買ってきました。他の本は105円。
あしながおじさんは知らない人はいないのでは。ウェブスターの作ですね。現代でも無償の援助を差し伸べる人をあしながおじさんと呼びますよね。自分もちょうど一年前…ゲフンゲフン。
人間の土地、これは知らない人多いかも。でも、「星の王子様」なら知ってますよね。その星の王子様を描いたのがサン・テグジュペリ。この本の著者です。今気付いたんですけど訳者は堀口大學となってますね。ボードレールと同じか。中身は……一読をお勧めしますとだけ。
O・ヘンリ短編集。O・ヘンリーは有名ですよね。「最後の一葉」の人です。原題で The last leaf 。といいつつこの短編集には最後の一葉は入ってません。新潮のこのシリーズは三冊構成で、今日買ってきたのは1巻と2巻だけなんです。3巻は気をつけて探そう……。この人は短編に鋭いユーモアを見せます。ああ、こう落とすか……と。一方で庶民の生活を通して人の温かみを素直に表現されてる。ショートストーリー書きならスルーしては勿体ないですよ。


見出しの画像は廃墟ですね。もと民家です。これも撮影は先週日曜日。
本当の山奥にある家です。一番近い集落でも3km以上離れてるんじゃないかな。
屋内もこの状態。流石に内部には立ち入りませんでした。普通に外から丸見えなんですけどね。