猫を撮ること


今日は仕事の前後に写真を撮っていたのですが、どうも猫たちの警戒が強い。
どうしてだろう、と思っていたのですが、突然気づきました。
上着が白だったんです。
そりゃー猫たちから奇異な目で見られるわけだ。
自分が撮っているのはポートレート(のスナップ)なので、寄れなくては仕様がありませんし、寄れても被写体が警戒していてはどうしようもありません。
200mmクラスがあれば話は変わってきますが、テレ端でも70mm。
野良猫を撮る服装は地味なものにしましょう。
(↓こんな目で見られます)



猫にもポーズがありまして、たいていは香箱(野良猫の基本ポーズ) 前足を折らない座り(行儀よく見える)、横になって丸まる(飼い猫の基本ポーズ)。
それからジャンプ、二足立ち、爪とぎ、毛づくろい、伸び(前足/後ろ足)、あくび、まあいろいろあります。
知っていると撮りかたが変わってきたりするかもしれません。


なぜ猫なのだろう、と時々思います。
でも、もはや論理では答えが出ないほど、猫は自分に深く浸透している、ようで。
写真としてはおそらく稚拙ですし、他に猫の写真がうまい人はいくらもいます。
ただ、プロセスにそういった感情があるからこそ出てくるものを撮り続けたいな、と思います。
なんとなれば、一枚の写真には、あらゆるものが赤裸々に写っているものです。




話かわって。
いや、かわってないんですが。
荒木経惟さんの愛猫、チロの他界を「チロ愛死」にて知りました。
今年の3月2日のことだそう。22歳という長寿の大往生。死因は腎不全と産経のページに書かれていました。
自分が撮っているのは愛は愛でもエロスではないけれど、でもやはりいろいろ考えさせられましたね。


で、今度こそ話変わって。
スカイプのパスを失念した結果、永久にログインできない状態となりました。
ついては近日中に新規アカウントを作ろうと思います。
ログインできないのでこちらで報告。