チロ愛死



今年も扇風機にがんばってもらう季節になりました。
今日は言うほど暑くはなかったですけれど。


仕事から帰ってくると、一日遅れで届いた本が…。
「Loving in the sun」ギリシャの猫の写真集です。
これまた楽しみ。


「愛しのチロ」はまだきちんとは読んでいないけれど、チロ、美猫ですねー。
猫がかわいいのか写真家が才ある人なのか(きっと両方でしょう)
溺愛が伝わってくるようです。
狩猟本能を遺憾なく発揮していたようで、哀れな犠牲者たち(雀やらヤモリやら)が出てきます。
雀をとるのが得意だとか書いてあったり。恐ろしや。
プリントもさすがアラーキー、と…。


別にお涙頂戴なことは述べられていないけれど、読後感は感慨胸に迫るものがありました。
チロが今年三月鬼籍へ入ったことも、ヨーコさんが(ご夫人です)今はいらっしゃらないことも含めて。



たとえどれほどいい写真を撮っていても、最愛の者らを写真に残せなくてはシャッター切る資格がないですね、反省しました。
作品でなくても、記録用でもいいから、もっといっぱい撮らなくてはね。
家の中がキタナイからとか、いつでも撮れるからってんで家族の写真をおろそかにしちゃー駄目ですね。


といいつつ今日の猫写真はウチの子じゃないですが。