機材話


今、うちには猫がいません。
入院中なので、明後日帰ってくることになっています。
すわ、一大事か!? と思われた方のために、一応、避妊手術のために病院にかかっております、ということは申し添えておきます(笑)
いやー、紛らわしい模様と活発すぎる性格のために雄だとばかり思われていたのですが、さにあらず。
それも先日発覚し、避妊の運びとなったのでした。

女の子扱いしてもらえなかった間、彼女がどう思っていたのかはわかりません(笑)
避妊手術ってどうなんでしょうねえ。
自分が彼女の立場だったら、やっぱり嫌だろうな、とも思いますし、一方、身寄りのない子猫を作る可能性があってはならないというのは当然のことで。
野良猫を撮っていてもやはり人に裏切られた愛玩動物の悲哀は目にしますし、避妊するしかなかったのでしょう(←今でもいまいち納得いっていない)


それから、本来休みのはずが仕事が入りまして、明日は出勤となりました。
また休日が潰れる…。
したがって、ノンストップ連勤は来週まで続きそうです。来週休めるかどうかは知りませんが…。


今日の晩御飯はお好み焼きでした。まあ記録的なことも少し書いておこうと。
納車待ちの代車にFitを乗っているのですが、遅いけれど燃費がいいですね。
アクセルを底まで踏みつけ続けても、加速感のわりにぜんぜん速度が乗らないのですが、結構踏んでも意外や燃費が良い。
これでMTだったら遅くても楽しいのになあ、と思うことしきり。
まあVtecがない最近のホンダ車はほんと「ミニバンメーカー」の車なのであまり好みではありませんが(笑)


さて、引っ張っておいて本題です。
ここから先は写真に興味のない人はおそらく面白くないだろうと思います。
ところで、どんなブログであっても、写真がテーマのひとつとなっているところでは必ずといっていいほど機材の話がありますし、自分も過去に何度か機材の話は触れたことがあります。
当然今使っているカメラとレンズは皆さんご存知ですね、FUJIFILM S3ProとAF-S 28-70 f2.8Dです。
実は2月末からの借り物で、自分のものではありません、というのも書いた記憶があります。
使いこなせているか、というと間違いなく使いこなせてはいません。
写りは一級品のレンズで、まあこれはブログサイズに圧縮した画像でもわかるとおりです。
上の寝ている野良ちゃんにしても明白で、ズームレンズとしてはこれ以上の画質を求めるのは難しいでしょう。
上の写真だと50mm、f4。望遠端でも開放でもありませんが、この絵は文句がないです。
(一応補足しておくと、こちらのレンズは型落ちで、現行は24-70mmです。)
カメラの方は…こちらもどこかで書きましたね。
操作性や性能は6年前としても低いですが、絵作りはプロ機を名乗るだけのことはあります。
こんなカメラが現在、中古で5万円台なんてバーゲンセールですね。
なにしろ、このブログで使っている画像はほぼリサイズ以外の画像編集は行っていません。
たまにトリミングしたり、味付け程度に増感したりはありますが、基本的にリバーサル感覚。現場でマニュアル露出、そのままの絵が使えます。


三脚は一応自前です。無名のメーカーのもので、必要最低限のものを使っています。
ただ、普段は三脚は持ち歩いていません…当然ですね(笑)
手持ちでぶれなければそれでいいわけですから、三脚はあまり好きではありません。
同じ理由でケーブルレリーズも持っていません。
この辺は、借り物用に周辺機材そろえてもしかたないかな、と思っているのもあります。
CFカードトランセンドを用いています。2GB×2枚。サンディスクのほうが好きですが、価格がちょっと違うので。
それにパナソニックの単三充電池を8本持っていまして、うち4本はいつも装填されています。


ストラップは職場のあまりのキヤノンのもので、CANON EOS DIGITALと書かれています(笑)
職場で5Dと5D2にその座を譲った10Dから剥ぎ取りました(笑)
さすがにFUJIのストラップを買おうかな、とは思っていますが、なくてもこまらないので買っていません(笑)


昨日の記事で少し触れましたが、レンズ沼、という言葉があります。
レンズを欲しがりだすときりがない、という意味の言葉ですね。
で、自分に限って言えば、「脳内レンズ沼」だったりします。
・もっと長い玉欲しい…………85mm、105mm、135mm、180mm、200mm…
・もっと明るい玉欲しい………24mmf1.4、50mmf1.4、85mmf1.4…
・もっと短い玉欲しい…………14mm、14-24mm
・被写体にもっと寄りたい……Micro 60mm、Micro 105mm
・もっと新しい玉欲しい………24-70mmf2.8
これがレンズ沼の地図ですね。なるほど…。
ちなみに、挙げたレンズは全てニコンの現行品AFレンズになります。
MFまで視野に入れると50mmf1.2を含めることになるでしょう。
まあS3Proのファインダーで1.2開放のピンを合わせられるとは思いませんが。


ボディ的にはS5Proが欲しいですね。これを超えるボディとなるとD300SD700D3sとなって価格が恐ろしいことに。


と、ここまで書いてきたことを全否定するようなことを書いちゃいますが…。(こういうパターン、うちのブログでは多いですね(笑)
写真のよさは機材とはまったく 無 関 係 だと思っています。
もちろん、400mmf2.8や魚眼10.5mmでしか撮れない写真はありますし、D3sの常用ISO12800の写真も、他のカメラでは撮ることはできません。
でも、ここでいうのはそういうことではなくて、機材のせいでよい写真が撮れないということはないのだ、ということです。
もちろん、写真館として提供する写真は画質にもこだわります。
ですが、写真は意味、メッセージ性、テーマ、伝えたいことが重要なのであって、機材、画質、解像度や画素数などが問題ではない…と思います(あくまで趣味としての写真論で、商品としての写真論ではありません)
世の中には「写ルンですで撮った平和」なんていう写真集もあります。写ルンですの画質は決してよいものではありません。ですが、収められた写真は紛れもなく意味がある写真です。


小難しい理屈じゃなくて、このスイーツはおいしそうだ → 撮りたい → どう撮ったらおいしく見えるだろう?
これだけの話です。
これだけでいいんですが……。


機材には間違いなくメカニカルな浪漫がありますし、自分もそれにはまってはいるわけですが(ニコン党とか)、機材が好きだ、というのと写真が好きだ、というのを混同しておられる方がたまにいらっしゃったりするので…。
というか、写真に限らず口がすっぱくなるほど語られてきた事実なんですけどね、「弘法筆をナントカ」ってのは…。


とはいえ、自分のカメラを持っていない、というのは個人的に大いに問題ですね。
購入のめども立たないままにつらつらと語ってみました。
新しいレンズを買える喜びよりも、今ある機材を使いこなせる喜びのほうがきっと大きいと、自分は思います。(貧乏人の僻みです)
自分も今あるカメラを使いこなしたいんですけれどね……なかなか腕がついていきません。