海流の向こう、約束の場所


休日なのに猫を撮らなかった……というのが一日のまとめです。
いえ、うちの子は撮りましたが。
お出かけして猫たちを撮らせてもらう、ということをしなかったです。
お昼くらいに起きて、パンケーキに蜂蜜、というご飯を取り、ちょっと風景写真など撮りに行って一日が終了。
本当は平戸の夕景とか撮りたかったんですが、時間が取れず。


というわけでタイトルは好きな映像作品のオマージュとなっております。
「雲の向こう 約束の場所」新開誠さんの作品ですね。
この人の作品は…一年前にも書きましたが、大学の寮の後輩が好きで、教えてもらったのでした。
同じく「秒速5センチメートル」も名作です。
青春の時間が過ぎていくさまを描いたものが多いですね。
見たことがない方、見てみられるのもよいかと。
ただ、アニメ映画なので、抵抗がある向きには推しませんが…。


さて、今に始まったことではないですが、串子は風景も撮ります。
写真家で誰が好き、といえばサルガドだ、ということは以前お話しましたが、風景となると話は変わってきます。
アンセル・アダムズ? ええ、彼の写真も素晴らしいのですが、今回彼は出てきません。
竹内敏信さん? 国内で風景といえば右に出るものがない人ですね。でも、彼でもなくて……。


風景写真家で、写真で感情を呼び起こすことのできる、という評価をしているその人は、吉村和敏さんです。
情景を彩る青い光が美しい、構図が繊細に決まっている、といった自分の拙い言葉より、ちょっと名前で画像検索してみてください。
一枚の写真は、かなり多くのことを伝えてくれるものだと思っていますので。


自分は風景専門、というわけではありませんが、見るのは大好きです。
このブログも、「写真のあるただのブログ」で、「文章のある写真ブログ」ではありませんが、使う写真には少しだけ気を使っています。
気を使っているといっても、誰にでも撮れる写真です。
何一つ特別なことはしていません。
PLフィルターさえ持っていない。(実は欲しい(笑)


でも、だからといってそれが陳腐な写真かどうか、は別の話で。


海流の向こうに、陽が落ちる。


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