Newレンズ


と、いうわけで新しいレンズが届きました。
購入したレンズは AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G です。
フルサイズ換算で52mmのレンズになります。


たとえば仕事で一本レンズが必要だ、ということになったら、たぶん明るい標準ズームを選ぶだろうと思います。
ただ、その予算がないのであれば、50mmの単レンズを使うことになります。
そんなこんなで、換算50mmの単焦点レンズを購入したのでした。
ちなみに、オークションからで程度は美品、送料までいれて2万円、というところです。
デジタル時代の標準レンズ、ということになりますね。
S5Proに装着した感じはなかなかかっこいい。


被写界深度(ピントの点からボケない範囲)は、開放では1.8だけあってさすがに浅いです。
普通の35mmで考えてると予想以上にボケます。
普段、50mm以下のレンズで撮るときは猫の眉間にピントを合わせるんですね。
本来は手前側の目のまつげにあわせるのが基本ですが、35mmくらいならば、奥の目がボケるよりは両方の目元を被写界深度に入れてしまったほうがよいからです。
……と思って撮った上の写真は失敗でした。お恥ずかしい。
被写界深度が浅すぎて、ピンを合わせた点だけにしかピントがきていません。(失敗例というか、レンズの作例程度に思ってください)
こんな失敗をするとは思っていませんでしたが、同時に、どこまでも「標準レンズ」として使える、というところにちょっと感動しました。



ちなみに、少し絞ればかなりよい絵になりますし、ここまでの開放を使うことはほとんどありません。
というか、キレすぎて使いこなし切れません(笑)
やはりF4くらいが好きです。このレンズもF4くらいがちょうどいいような気がします。


雨が降ったりやんだりの天気でしたが、それを押して写真を撮りに出てみました。
えらく車が多いと思ったら3連休の初日なんですね、道路が賑やかでした。


写真は標準にはじまり標準に終わる、といわれるほど奥の深い、50mm相当のレンズですが、それだけに難しいです。
普通に撮ったらありきたりの写真になってしまう。
残念ながらまだ、ちゃんとした写真には到達できていません。
よく、初心の人に「一歩前に出て」ということを聞くんですが、一歩どころか10メートル、20メートル前に出て撮らないといけないような感じですね(笑)
仕事でキヤノンの50mmも使ってたんだけどなあ……(笑)
まあ、仕事ではないのが「難しい」の根源的なところのひとつでしょうか。
ものさしを自分でつくらなくてはいけません。
修行と精進あるのみです(><;)
初めての「自分の」機材、なんとか、使いこなしてやるんだ……。


歪曲はギリギリ許容範囲かな、と思います。
自分の使い方では。建物とかは駄目でしょうね。


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