新レンズ二日目

枝が……。


さて、新レンズ到着二日目となりました。
このレンズを使うにあたって、今心がけているのはとにかく寄ること。
基本中の基本ですね。
たとえば上の写真も、手を伸ばせば触れる距離です。
野良猫にここまで寄ったのは多分初めてですね。
もっとアップの写真を撮ったことはありますけれど、ずっと距離をおいて長い玉で撮ったものですから。
シチュエーションとしてはカメラが来たときとの記事と同じ場所です。
野良猫にここまで寄らせてもらうために必要なコミュニケーション能力は、少々のことではござんせん(笑)
ましてやカメラでバシャバシャ、自然な表情を撮ろうとすると……。
もちろん餌付けなどは一切なし、まあ餌付けしたから撮れるってもんじゃあないので。


ズームでもないし、長い玉でもないですから、自分から動かなくてはいけない。
まったく当たり前ですが(笑)
というか、ズームを使う場合でも同じだけ動く必要はあるはずなんですが、そこはそれ間合いが違うので。
35mmに慣れた後に50mmなどを使うと、やっぱり楽ですよね。
間合いの外から相手を斬れるようなものです。


被写体の子供や犬や猫からしてみれば、自分の身長の倍以上もあるような人間が、黒い機械を持って狙ってくるわけですから。
怖くないわけがない。
どうも、カメラを持っている人はそういうところを忘れがちです。
仕事で撮っている人にも、たまにいます。


脱線してしまいました。
さて、寄った絵の撮り方は難しいにせよ、寄らなくてはいけない、ということがわかってるわけですね。
今悩んでいるのが、引いた絵です。
フルサイズの24mmと同じ画角を範囲に収めるには、ずっとカメラを引かなくてはいけません。
それが必要な場面では、事実上引けないことがほとんどです。
引かずに構図で勝負といっても、引いた画の構図が先に頭にあるので柔軟な対応ができなかったりします。
標準は寄ったからといって望遠になるわけではなく、引いたからといって広角になるわけではありません。
出てくる絵はあくまで標準の絵です。
動ける範囲で画角にバリエーションをつけたいとは思っていますが、35mmは35mm。
換算50mmの引いた絵は素人さんの記念写真みたいで、光や構図を作れなくては話にならないと実感しました。


なぜか、ストリートスナップが無性に撮りたくなるのは機材がコンパクトだからでしょうか。
自分の方向性上、スナップが出てくることはまずないとは思いますが……。


昨日は雨ということで、お絵かきでもしようと思っていたらレンズが届いてお出かけ。
今日はレンズに慣れようと、長距離歩いてお出かけ。
さて、世間は明日までの3連休ですか。
時間の正しい使い方を考えなくてはね。
少なくとも、この時間にブログを書いているべきでは……ないですね。

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