単のすすめ


鼻風邪はとりあえず実生活に差し支えないので、気にしない事にします。
はて。
何を書こうとしていたのか……。
文章創作は新シリーズを書き始めました。
まだほんの序の口で、これから随分時間をとりそうな感じ。
まぁこのブログで公開する事はないでしょう……たぶん。
創発のスレにも該当する場所はありませんね。
基本的にはスレのジャンルにあわせて作品を書いたりしないタイプなので。
まず作品ありきで。
わからない人にはわからない話でした。


このブログ自体、わからない人にはわからない話だけでできているといっても過言ではないですけれど。
もうひとつ、わかる人にしかわからない話をしようかな。
このカメラを買う前に少しだけした話なんですが。
今使っているレンズはAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G、だというのは何度かご紹介した話ですね。
このレンズは単焦点です。
いや、もちろんこの話がわかる人は単焦点だなんてことは百も承知でしょうし、
この話がわからない人は単焦点なにそれ、でしょうが。
ちょっとだけ解説しておくと、これは「ズームできないレンズ」だということです。
店先に行くと光学10倍ズーム!とか、ひどいの(笑)になると30倍ズームとか書いてデジカメを売ってある。
買うほうも「あ、30倍のほうが凄いのかな」なんて数字が大きいほうを買っていったりする(のか?)。
28-300mmと、24-70mmと、50mmがあったらたいていの人は28-300とかを買うわけですね。
ちなみに少しでもカメラの知識がある人は24-70mmを買うことでしょう。
価格も凄いですが、性能も凄いですから。
ちなみに、ニコンの希望小売価格で\273,000です。


では、ほぼ同じ画質が1/10の価格で手に入るとしたら……。(※DX機を仮定。フルサイズの場合、50mmF1.4G:64,000円なので、価格は1/4)
そりゃ単焦点を買いますよね。
猫とか撮ってると、望遠が足りない、となることは多いですが。
まぁ、あっても70mmでは少し中途半端。
90mm以上は欲しいので、やはり24-70は必要ない、という結論になります。
24-70mmが必要になるのは、レンズ交換する時間がとれない上、きわめて高い画質を必要とする種類の撮影ですね。
もう一台、肩にかけてるカメラに70-200がついてる類の撮影です。
実際には35mmでかなり撮れると思います。
そういう自分も、ついこの間までは28-70mmF2.8Dを使ってたわけですが、35mm単でそのレベルは越えられたんじゃないかな。
やっぱり自分の機材という事になるとコストパフォーマンスを考えてしまう。
ズームを買うお金はないですから(笑)
ひとつの焦点距離だけを使うのも良いものです。
銀塩カメラのキットレンズは50mmでしたしね。
「一眼レフ」を使うのに標準単は一番手軽でいい画が出る選択肢なのです。
今のズームは、ズームできることの代償が大きすぎます。


※でも、プロとしてスナップ撮れる一本をって言われると24-120(キヤノンでは24-105)F4クラス+ストロボになります……。