粗にして野だが卑ではない


確かmakimaki13さんが写真を撮っていらっしゃるところを自分が撮った、あの猫です。


今日のタイトルは石田 禮助の言葉ですね。
結構好きな言葉であります。
粗にして野、は今でも十分満たせているのですが、卑にならないようにしなくてはね。


岩合さんのカレンダーの付録でついてきたアサカメをぼちぼち読んだんですが、最近のカメラ雑誌ってどこもこんなもんなんですかねぇ。
ポンカメもそうだけど。
写真の歩み、みたいな一連の記事はよかった。
でも月例が「月例」って感じ。
いや、それはそれでいいんだろうけれど。
例えばアサカメのコンテストに出てくるスナップ。
アレを見てスナップ撮りたいって思うのか、ってなると……うん。
というわけで、他人が月例でレベルを上げるのを否定はしないが、自分で月例用に撮るのはやだな。
撮影対象よりコンテストの評価を重視した趣味ですって感じするじゃないですか。
それがいい人にはいいんだろうけれど。
ポンカメもしかり。
こっちも巻頭グラビアはいいんだけれどなぁ。
まぁ、カメラ雑誌≠写真雑誌ですし、メーカーさんのお金で出てるような部分もありますから機材話が8割占めるのは仕方ないでしょう。
自分もパナソニック単焦点、25mm/20mm/14mmとか全部使ってみたいですとも。
気になってるレンズのMTFが見られるのは嬉しいですし。


でも、なんだかなー、となるのは時流に取り残されてるんだろうなぁ。
コンテストを見てても、心に響く写真というのが極端に少なかったりする。
たまにあるそれは非常にレベルが高くて、でも決まって金賞ではない。
後はほぼ巻頭グラビア目当てで見てるようなものですね。



自分などは田夫の野人ですから、こうやって書いてる戯言をまともに信じ込まれるとそれはそれで困るのですが……。
撮ってる写真のレベルに見合ったことしか言っていません。
このブログの写真なんて、まともなコンテストに出したら多分全滅じゃないですか?
いや、評価されたらされたで嬉しくはないんですがね。


それにしても、いつになったらプリント出せるのか。
ラムダプリントでなくていいからさ。
六切から一気に高くなって泣ける。
猫だけでもプリント出せば十分個展できるくらいデータがあるんだけれどお金はない(笑)
東京猫物語さん、いいなぁ。


俺らこんな村やだー 俺らこんな村やだー
東京へぇ出るだぁ〜


佐賀県の最低時給=642円。東京は821円。