土砂降り、あるいは子猫の話


拾っちゃったー――――――!!
事の次第はこうです。
日曜日はバドミントンの試合でした。
試合が終わり、焼肉屋に打ち上げに。
で、雨の中、飲んだ人を送って遠回りし、家路についてから2kmほどの場所で……事件は起こる。
真っ暗、篠突く雨で視界はほとんどない……突然、道路の上で何かが動いていることに気づいた(ヒキガエルかイタチだと思った)
急減速――!
その動物もとてとてと歩道のほうへ。
すり抜けざまに見えた小さなシルエットは……猫!?それも手乗りサイズの影!
土砂降りの中一人子猫が道路沿いにいるなんて、深夜徘徊っていうレベルじゃない。
乳幼児のころから夜遊びするなんてとんでもない不良ですよ。
それはともかく、見過ごせば生存しえないだろうことはほぼ確実でした。
雨で体温が奪われるだけで致命的。
ましてさっき気づくのが一瞬でも遅れていたらミンチにしてしまっていたような危険な場所で。


というわけで……未成年補導子猫を保護。
その場で家に電話する……「ゴメン、猫拾ってきてもイイ?」
当然「ダメ!!飼えない!」
という返事は無視して強引にねじこみ(じゃあなぜ尋ねた)、連れ帰ってきました。
そしたらまぁうちの子(猫)が怒ること怒ること……当然なんですけどね。


というわけで、里親を募集します。
佐賀福岡長崎あたりの方で……。
おそらく男の子です。