AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G


(写真はDX35mmF1.8G S5Pro)
出ました。
ニコンの新レンズ、DX単の標準マイクロなんて素晴らしすぎる。
35mm1.8Gと並んで「DXシステムを積極的に選択する理由」をグンと伸ばした形です。
希望小売価格が35mmに+3000円弱だなんて信じられないほどのコストパフォーマンス。
公式のサンプルを見る限り描写はやわらかく、恐ろしく解像感があります。
キットズームの次に買う単として、確実に35mmにとって変わる存在になるでしょう。
いや、むしろ両方買いたいところですね。
少し前に発売したFXの50mm1.8Gといい、「写真」に妥協しないニコンの手加減抜きの気合が感じられる状態です。
D7000も下克上スペックでよく売れましたし、D3100と35mmのコンビで入門というひとつの定番すら生んだニコン、全くアクセルを緩めていないですね。
ニコン様には「レンズだけ」お世話になっているニッコール信者としては胸が熱くなるものがあります。
既に定評のある60mmのDX版になるわけですが、兄貴分に全く引けをとっていないですね。
17-55をいつになってもリニューアルしない、D300もマイナーチェンジだけで引っ張り、DXは見捨てたんだろうと言われてきたニコンですが、
これで35mm、40mmマイクロ、FX50mm1.8G、FX60mmマイクロと安価で超優秀なG単がそろったいま、DXの足踏み感はなくなりました。
あとはD300sの「次」を待つだけかな?
標準ズームも18-55、16-85、18-105、そして17-55、ラインナップとコストパフォーマンスでは他社をニ三歩リードしている感があります。
ま、言葉でなんだかんだ言っても仕方ないこと、マイクロ40mmのサンプルをどうぞ。
Nikon France


早晩自分のメインレンズも35mmからこっちの40mmに入れ替えることになります。
ニコンは開放F値とわずかな画角を除いて35mmを完全に食ってしまうすごいレンズを出してしまった。
35mm自体、価格比の性能で孤高を誇っていたのに。
ペンタックスにはトキナーM35と共通の光学系を持つPENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limitedがありますが、価格は優に二倍以上。
こちらは内蔵モーターで映りも遜色ないどころの話じゃない。
八月末の発売が楽しみです。